看護師には女性が多いが、ここでは看護師に留まらず女性のライフプランについて考えたい。
ライフプランとは「生涯設計」とも言われ、どういう人生を送りたいかということを設計するものだ。
男性と女性とは違い、特に結婚・出産などで状況が大きく変化しやすいという特徴がある。
このため、意外と考えるのが難しい場合もある。
現状では、学校を卒業した後に企業勤務を経験し、その後に大体20代後半から30代で結婚するパターンが多い。
出産となると徐々に年齢は高くなってきており、30代で経験する人も少なくない。
こういった年齢は徐々に遅くなってきている傾向がある。
ただ、ライフプランをチェックしていると、なかなかこの通りに進む人ばかりでもない。
例えば高校卒業後に勤務していた会社を辞めて改めて大学に行き直す人、大学を卒業後に留学する人、長いこと働くという人もいる。
また、一生結婚しない生涯未婚率というのも高くなってきている。
女性の場合は5人に1人くらいは一生結婚せずに人生を終わると考えられるようだ。
ただしこの数字についてはあくまでも国に届けを出さない「事実婚」という家もあるだろうから、実際にはパートナーが全くいない、あるいは結婚をしていないという人の数はかなり減るのではないかという予測もある。
ただ、昔と比べるとやはり生涯結婚しないという人は増えており、結婚しなくても良いという人も増えているようだ。
ライフプランについては選択肢が増えてきているというのが現状になっており、このため結婚しない人もいるようだというのが現代的なところだろう。